秋冬はもちろん、季節に関係なく乾燥しやすい唇
唇がカサカサする原因は?
秋冬はもちろん、季節に関係なく乾燥しやすい唇。
繰り返さないためには原因を知り、適切なケアを行うことが大切です。今回は唇がカサカサしてしまう原因、控えたいNG行為や正しいケアの方法をレクチャー。さっそく実践して、カサカサとは無縁のうるおう唇を目指しましょう。
唇がカサカサする原因とは?
汗腺・皮脂腺がない、メラノサイトが少ない、角層が薄いなど、外部刺激に弱く内部のうるおいが逃げやすい特徴がそろっている唇。カサカサしたり、顔の他の部位よりもトラブルが頻繁に起きたりする原因には、その構造が大きく関わっています。
あらゆる刺激に敏感なので、食生活やホルモンバランスの乱れ、ストレス、紫外線などの影響でダメージが出がち。また、ティッシュで強くこする・乾燥した皮をむしるといった行為も乾燥を加速させる原因に。
唇を舐めるクセやマスクによる蒸れも、唇の水分蒸発を招くので注意が必要です。さらにターンオーバーが早いため、正常な角層をつくる準備が間に合わずに水分を保ちにくいという弱点も。しかしその分、トラブルが起きてもケアの成果を実感しやすい面もあります。普段の生活やクセでカサカサしやすいパーツですが、早めに対処することが大切といえるでしょう。
内外の要因によってカサカサしやすい唇は、意識してケアすることが大切です。基本から応用まで、すぐに試したいリップケア方法をお伝えします。
リップクリームで水分の蒸発を防ぐ
油分を多く含むリップクリームで、水分の蒸発を防ぐのが基本のケア。
1日3~5回を目安に、唇が乾いたと感じたらこまめに塗りましょう。加えて、唇が乾燥しやすい就寝前には特にしっかり塗ってください。リップクリームに配合される油性成分としては、表面に膜を張って乾燥や水分蒸散を防ぐ「ワセリン」、唇をしっとりとやわらかくする「ミツロウ」、唇を保護してやわらげる「シアバター」などが代表的。
ぜひ成分表示をチェックしてみてください。
時間があるときはスペシャルケアも
時間があるときはパックを行うのもおすすめ。リップクリームやバーム、ワセリンを唇にたっぷり塗ったら、切り込みを入れたラップで軽く覆います。これだけでもパックができますが、上から蒸しタオルを当てるとよりふっくら、しっとりとした唇に。
唇の乾燥・摩擦を避ける
エアコンの強い風や強い紫外線にさらされると、唇の乾燥は加速します。エアコンの風向きを調整する、UVカット機能のついたリップを使うなどして対策しましょう。
また、マスクによる摩擦や蒸れがカサカサにつながることも。通気性や肌触りの良いものに替えたり、インナーマスクを重ねたり、こまめに取り替えたりといった工夫を取り入れてみてください。
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